2011年1月12日〜16日 しろひげのスケッチ展「原展」     戻る


しろひげが開催する展覧会は第7回目ですが、今回はしろひげことカドワキ・ノブオの40年来の生業である建築デザイン、完成予想図作成の仕事から作品を選びました。
私の現在のスケッチはこの仕事の打ち合わせの際、目の前でメモのように描くことから始まりました。
打ち合わせの図面を読み、それを立体化し周辺の状況も描き入れ、クライアントが何を望んでいるかを瞬時に表現する・・・これが、今のスケッチの原点です。
会場には仕事の作品とその打合せの際や制作の途中に提出したラフスケッチなどを完成作品と共に展示しました。
その積み重ねで現在のスタイルになってきた事を見ていただければと思います。


また、私淑する浮世絵の巨匠、歌川広重が描いた東海道五十三次と同じアングルで私なりに描写したした現代の五十三次をスケッチとインターネットに掲載したネット用の画像、これはコンピュータで彩色しましたが、それらを同時に展示しております。
そのほか、スケッチの古いものから最近の作品などを中央のパネルに展示してました。

会場展示のシュミレーション用に作成した1/100の簡単な模型。

入口に入ってすぐのサイン。
模型よりちょっと大きいかな。
秦野市観光協会さんからのお祝のお花をいただきました。 ありがとう、感謝します。
オープン初日は大勢の皆さんにお越し頂きました。

通路を広く取りゆったりご覧いただける様工夫してあります。

右側のコーナーは本来の仕事の作品を展示しました。

左側は平成の東海道五十三次の作品です。

質問が有る方にはしろひげ自身が説明しました。
コンピュータで作成された私には珍しい作品。するどい質問に答えるしろひげ。
都市計画の作品です。
駅からの利便性を説明するための住宅地と周辺を描いた作品。
コンピュータで作成した作品。
画材の違いが鮮明な作品。
画材は同一でもタッチの違う作品。
現在の観光スケッチに近い技法の作品たち。
2010年の新作観光スケッチ。

平成の東海道五十三次での作品を木版画にしたもの。絵師、彫師、摺り師をひとりでやる・・・これが実に大変だった。

墨版の版木を見てもらう。

 

平成の東海道五十三次のスケッチ作品とネットに載せた画像を歌川広重の浮世絵とともに展示した1枚「日本橋」。




今回は日本橋から12番目の宿場「三島宿」までを展示した。
 
花がさびしくなった、中日に届いた
親友からのバラの花・・・いいねぇ
毎日3時からはスケッチの実演をやりました。冒頭に集まって頂いた皆さんに
軽く説明します。
皆さん割りと遠慮ぎみに遠巻きでした。
初日に描いた「大磯港」写真パネルを2m先に立てて描きました。
こちらは古墳公園の早咲きの桜を描きました。
こんな感じで写真パネルを見ながら描きます。
お陰様で5日間で528名の方々に見て頂きました。  

展覧会にお越し頂いた皆さんありがとうございました。

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